持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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会報No.64-令和4年(2022年)秋

合同法要の模様をビデオ掲載しました。よろしければご覧んください。はすの会・秋の合同法要(2022/9/19)


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悪疫(あくえき)を絶とう

発生以来、少しずつ形を変えながらコロナウイルスの感染は、第七波となって現在最大の感染者を生み、医療に支障が生じています。

 古くから人類の歴史は、ウイルスとの闘いの歴史であり、陣取りゲームさながら勝ち負けを繰り返してきました。文明が進み、グローバリゼーションが進むと、世界中の人々の行き来が増え、パンデミックの規模は大きく、そのスピードはより速くなっていきます。

 生き残るためのウイルスの変異と医学・薬学の進歩の争いに、我々は、政府の指示どおり右往左往しながら手を拱(こまね)いているに過ぎません。今こそひとり一人の心の平和・調和が必要な時ではないでしょうか。

 聖徳太子以来、日本人は広く仏教(・・)を受け入れてきました。仏像を礼拝する功徳(くどく)に対して「後世安楽」と共に「現世ご利益(りやく)」を担保(・・)してくれるものとして。

 振り返ってみますと聖武天皇在位間の天然痘(735年~737年)によるパンデミックで多くの人命を失いました。天皇は仏教(・・)の力で国に平和をもたらそうと心を同じくする人々の力を借りて奈良東大寺に大仏(・・)を造立されました。

 大仏は盧舎那仏(るしゃなぶつ)(大日如来)すべての存在に光を照らす仏さまで、像の高さ15メートルの金銅仏(こんどうぶつ)の建立には、五百トンの財と、延べ二百六十万人が携わりました。

 今も奈良の大仏(・・)さまとして崇(あが)められています。

 お大師さま(空海)の時代にも、今日を凌ぐ悪疫(あくえき)との闘いがあり、時に弘仁9年(818年)春の大疫は猛威をふるっていました。日々の交流を通じ、時の嵯峨天皇の真言密教に対する深い信仰心とお大師さまへの厚いご信頼が相俟(あいま)って、猛威をふるっていた伝染病を終息させたことが記載されています。
 般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)の巻末に……

 「時于(ときに)弘仁(こうにん)九年の春 天下大疫(たいえき)す 

 紺紙(こんし)於(を)爪掌(そしょう)に握って 般若心経一巻を書写し奉りたまう

 予、講読の選に則(のっと)りて経旨の宗をつづる。未だ結願の言葉をはかざるに蘇生(そせい)の族、道にたたずむ」とお書きになっています。

 この般若心経秘鍵(・・・・・・)のご述作と嵯峨天皇の写経の力は、たちまち、その功徳(くどく)があらわれて、人々は病よりよみがえりました。
     ◇
 医療業界逼迫(ひっぱく)が伝えられ、コロナ分科会は開かれず、専門家による提言もまとまらず、誰の責任にしようとしておるのでしょうか。

 私たちもすべて人まかせにはできませんが、心の安定・調和を得、確かな判断を得る為真摯にお大師さまにおすがりしようではありませんか。

 南無大師遍照金剛
 南無大師遍照金剛

除夜の鐘

住職
持明院住職・竹内崇雄

 秋の合同法要をはじめ彼岸行事を終えると高野山の秋は短く、慌ただしく新年を迎える準備に掛かります。旧年と新年の節目の行事として<除夜の鐘>があります。

 山上はもとより全国各地の寺院で撞(つ)かれます。その昔、刻(とき)を告げるお寺の鐘の音(ね)によって私たちの生活(くらし)は営まれてきました。従って鎌倉時代、中国から伝わった「除夜の鐘」の儀式は急速に広まりました。

 鐘は何回撞くのが正しいのでしょうか。

 お寺によって様々ですが、一般的には百八回が多いようです。凡天(普通の人)の持つ「百八の煩悩(ぼんのう)」を消滅させる為に撞く説が多く、また「数珠(じゅず)」の数も同様の理由で「百八」が多い、と思われます。

 <煩悩(ぼんのう)>とは、心身を乱し、悩ます一切の欲望をいい、正しい判断を妨げる心の働きのこと。その代表的なものは、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)の三毒があげられます。

 「貪欲(どんよく)」はむさぼりの心であり、私利私欲の強欲な心。「瞋恚(しんに)」とは、カンにさわるとすぐカッとなる瞋(いか)りの心と恨(うら)みに恨む恚(いか)りの心をいいます。「癡(ち)」は物事の正しい道理を知らない無知・無明のことで三毒の中でも根本的なものとされています。<煩悩>は自己中心の考え、それに基づく事物への執着から生じます。

 愛すらも時には煩悩とされるでしょう。従って人は誰でも三毒の心を持っています。

 せめて新年を迎える時は、清浄な心で迎えたいと各地の寺院で撞く鐘の音に耳を傾け、来る年への計画・覚悟を定めたいものです。

 お大師さまのお言葉(ことば)に、

 “生生に如来の梵響を吐き
  世世に衆生の苦声を脱せん”
  (性霊集)があります。

 永遠に如来の梵音(ぼんね)を響かせ、いつの世までも人々の苦しみを癒すだろう、ということです。鐘の音は仏さまの言葉で多くの苦しみから救済される功徳がある。と気付いてほしいものです。お大師さまの御教えに皆様と共に感謝申し上げましょう。

 南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

持明院副住職、明神奉迎者になる

 密教の聖地である高野山にも神様を奉(まつ)るための神社があります。

 これは、高野山開創時の歴史にまで遡(さかのぼ)ることですが、日本の国土には神様が住んでおり、土地の使用権は神様の末裔である天皇のみ神の代行として許可を与えることができる、という考え方であったそうです。そして、弘法大師空海も高野山を天皇から使わせていただくときに、高野山におられる神様を崇(あが)めるために、丹生都比売(にうつひめ)神社や清高稲荷(きよたかいなり)神社といった社(やしろ)を設けました。

 このことは歴史的に神道と仏教の融合の魁(さきがけ)と言われています。

 そのため、いつのころからか、高野山の修行僧の中から、神様を奉る担当を選び、一般の修行僧よりは厳しい戒律で選任期間中は過ごし、この神様のために尽くすということをしてきた、とのことです。

 このたび、持明院の副住職様にその役割が回ってきたということで、令和3年10月から令和4年9月までの一年間、この明神奉迎者としてのお勤めをなされます。持明院副住職、明神奉迎者になる

 密教の聖地である高野山にも神様を奉(まつ)るための神社があります。

 これは、高野山開創時の歴史にまで遡(さかのぼ)ることですが、日本の国土には神様が住んでおり、土地の使用権は神様の末裔である天皇のみ神の代行として許可を与えることができる、という考え方であったそうです。そして、弘法大師空海も高野山を天皇から使わせていただくときに、高野山におられる神様を崇(あが)めるために、丹生都比売(にうつひめ)神社や清高稲荷(きよたかいなり)神社といった社(やしろ)を設けました。

 このことは歴史的に神道と仏教の融合の魁(さきがけ)と言われています。

 そのため、いつのころからか、高野山の修行僧の中から、神様を奉る担当を選び、一般の修行僧よりは厳しい戒律で選任期間中は過ごし、この神様のために尽くすということをしてきた、とのことです。

 このたび、持明院の副住職様にその役割が回ってきたということで、令和3年10月から令和4年9月までの一年間、この明神奉迎者としてのお勤めをなされます。

こころの玉手箱

2019年末よりコロナ禍を意識しての生活が始まり、既に今年で2年半を過ぎました。感染により重大な疾病を患った方、濃厚接触者になり社会活動を数週間規制せざるを得なかった方、商店や会社の経営がひっ迫し、生活が立ち行かなくなった方、病院への入院やお見舞いがかなわなかった方、冠婚葬祭がかなわなかった方、全ての方々が様々な予期せぬ被害にあい、その傷も癒えない状況が未だ続いております。

高野山には百十七の寺院があり、51の宿坊がございます。寺院は檀家様のご供養と宿泊者のおもてなしによって成り立っておりますので、やはり来山者が無ければ大変です。

そんな中持明院はすの会はご供養のご依頼や永代供養のご縁を頂きながらお陰様で変わらず安定して運営させて頂いております。

これからも会員様により安心頂けるサービスを拡充させて頂きます。

この度従来の参拝に加え昨今の生活環境の厳しさから外出の制約があっても対応できる新たな参拝のシステムを計画しております。

お元気で健康な方は、コロナ感染の不安が無くなり、以前のように安心して社会生活を営む事が出来れば、予定をたて高野山へ赴く事ができますが、ご高齢の方で、コロナが無ければ参拝できたのに、上山する機会を失ってしまった方は、今後墓参もかないません。在宅法要で持明院にご供養を依頼することはできますが、
奥の院仏舎利宝塔へのご参拝が難しくなった方にすれば、悲しいことです。
  
四季折々の高野山へ墓参を兼ねて上山し、清々しい空気に触れた良き思い出があるかと思います。南海電車に乗って、または車で高野山に行きたいと思い返すことがあるかと思います。

はすの会事務局では、全ての会員様が故人を偲ぶ気持ちを絶えず持ち続けて頂く為に、上山出来なくても、仏舎利宝塔礼拝室・安置室で墓参ができるよう
(リモートでの参拝)現在構想中ですので一部お知らせさせて頂きます。
最近メタバースと言う、聞きなれない言葉を耳にすることや、新聞やニュースで目にすることは、ございませんか?

メタバースとは、超越を意味する「メタ」と世界(宇宙)を意味する「ユニバース」の合成された造語です。人々が自分の分身の仮想キャラクター「アバター」を介して体験することができる三次元仮想空間です。

 説明を聞いてもなかなか理解不能な言葉ですが、この技術を応用して注目されているのは、自宅に居ながら高島屋や羽田空港の免税店等でショッピングが実現できることや、医療の分野でも遠隔で治療を受けることができたり、不動産のモデルルームを自宅で体験できることで注目されています。

 メタバースの技術は、観光事業や教育の分野にも応用されると、大いに期待されております。出向いて商品を手に取って確かめないと購入できなかったものが、自宅で色やサイズが確認でき安心して購入することができるようになります。実際にどういった間取りや広さであるかを体験することができるようになります。寺院や仏閣、世界遺産の場所に観光することができます。などあらゆる可能性を秘めた技術として、注目されております。

 この度、この分野で非常に技術力が高く実績ある京都在籍の株式会社DIO(ディオ)の協力の元、はすの会ホームページより実際に高野山奥の院仏舎利宝塔礼拝室・安置室へお参りできるシステム(VR)を導入する事を計画しております。

まだまだ熟考段階で時間もコストもかかりますが、この試みが皆様にとってより良い安心サービスになる様、進めて参ります。

 次回の会報で具体的に内容をお示しできるかと思いますので、ご期待下さい。

秋季合同法要ご参列見合わせについて

会員の皆様方、この二年間心待ちにしておりました合同法要につきまして前回同様の参列見合わせをお伝え申し上げなければなりません事、持明院住職の竹内崇雄大僧正そして我々スタッフも大変残念な思いでおります。

 新型コロナ感染も一時収束に向かう兆しが見えてきましたがここにきまして日を追うごとに感染が拡大し、毎日世界一の感染数を刻んでおります。その様な中で、開催参列について検討を進めて参りましたが、結果として今の状況では、会員様の健康と安全を最優先に考えますと、今年度も本堂内への不参加で執り行う事にさせて頂きます。

 はすの会としましても、近い将来必ず今までと同じ様に皆様参列のもと合同法要を開催できるようせつに願っておりますので、それまでどうかご辛抱頂きたいと存じます。つきましては、今年度も

9月19日12時30分定刻通り持明院本堂にてはすの会各家ご先祖様への法要は恙無く挙行致しますが、持明院館内並びに本堂への立ち入りはご遠慮願います。

 仏舎利宝塔永代供養墓のご参拝、ご焼香は、終日対応致します。例年通りご参拝お待ち致しております。
また、秋季法要時間帯に持明院にてご焼香を希望される会員様に於かれましては、本堂前(外)にてご焼香頂けるよう、ご案内させて頂きます。
焼香時間
(12辞30分~13時15分迄)

 さらにこの秋季法要の模様は、後日はすの会ホームページにて動画配信する予定でいますので、閲覧の程宜しくお願い致します。(掲載期間令和4年12月末日迄)www.hasunokai.jp
別格本山持明院とはすの会事務局では、これからも会員様や高野山へお越し頂きます方に、安心してお参り頂けるよう努めて参りますので、宜しくお願い申し上げます。

持明院・本堂
◆日時
令和4年9月19日(月・祝)
       12時30分より

◆場所
持明院・本堂

◆ご参加
会員の皆様のご参加はご遠慮ください。
(持明院の僧侶だけで執り行います)

●当日は仏舎利宝塔への参拝は可能です。
10時~15時30分



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