持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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高野山とわたし5・倉本重信様(2007秋-No.33)

同行二人、お大師さまと歩む清らかな人生

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高野山とわたし(5)

倉本重信様

第5回・平成17年6月

(37番札所から45番札所)

今回の遍路は飛行機を利用しました。

わずかに数時間後、四国最南端の足摺岬の断崖に立っていました。

おそらくその昔お大師さまも同じ経験をなさった筈です。広大な大平洋を仰ぎ見ながらどんなことを考えていたのでしょう。

偉大なお大師さまはきっとこういう景観と、大自然から、大日如来のお姿を感じ取っておられたことと思います。

その岬のすぐ近くに、38番札所の金剛福寺があります。その後みなさまもこ存じのジョン万次郎の銅像が寺院の前の広場に凛々しく立てられてていましたが、流石に最南端の足摺岬です。

周囲は南国樹林で覆われ、金剛福寺は境内3万6千坪の大道場であり、三面干手観音菩薩が御本尊です。本堂、多宝塔はこの環境によく合い、積年の歴史を感じました。

はじめて四万十川を渡り、タックイ岩、桂浜を通り抜けて、45番札所岩屋寺に着きました。

岩屋寺は愛媛県と高知県の境にある寺院で正式には海がないのに海岸山岩屋寺と言います。

標高650m、本堂まで細い、急な坂道を約30分歩き、本堂の不動明王に灯明、線香をたむけましたがこの寺院には、有名な一遍上人の「一遍聖絵」があります。

一遍はこの地で修行し、修行窟がいっぱい残っています。下山後皆で飲んだラムネの美味しさは、今も忘れられません。

第6回・平成17年11月

(46番札所から59番札所)

愛媛県(伊予の国)は菩薩の道場と言われ、菩薩とは梵語(bodhi)の音写で、迷いを断ち切り、悟りにいたる知慧のことです。

その道場に入りました。伊予の遍路道は本来豊後水道を見ながら瀬戸内へと進みます。

その中で51番札所熊野山石手寺についてふれてみたいと思います。

しまなみ海道沿いの石手寺は、夏目漱石「ぼっちゃん」で有名な道後温泉に隣接してますので湯治客をふくめて遍路姿の人々ともに賑わいを見せてお0ます。

御本尊は薬師如来、衛門三郎の伝説で有名なお寺です。臨終の床でお大師様が「衛門三郎」と書いた小石を三郎に握らせたところ、国司、河野氏の子供がその石を握りしめて誕生したという伝説があります。熊野権現との関係も深い由緒ある寺院です。

(おことわり)今回は「お大師さまについて一その足跡をたどる」はお休みさせて戴きます。

はすの会会員のみなさまだけの

四国八十八ヵ所お遍路の旅

高知(修行の道場)へご参加しませんか

はじめての(四国八十八ヵ所お遍路の旅)で、みなさまからこのような企画を続けるようにご要望を戴きましたので、その第二段として(お大師さまの足跡)シリーズにも書かせて頂きました高知(修行の道場として言われております)の企画をたてさせて戴きました。

日程は別紙にご案内しておりますが、特にお大師さまにとりましてゆかりの深い名刹めぐりになっております。

ぜひみなさまのご参加をお待ち申し上げております。

第19番札所立江寺さまで大阪から観光バスで緒直行「お大師さまに学ぶ私の人生」などご講話を拝聴させて戴き、これからの幸せな生活の一助にして戴きたいと期待しております。

高知/三翠園(さんすいえん)土佐の名君山内容堂公の別邸も施設内に重要文化財として保存されておりますが最も豪華な宿泊施設です。高知第一の温泉境です。

通常バスで訪れることが困難な有名寺院をタクシーで参拝させて戴きます。お大師さまにわたくし達の心が通じ合える日です。少し疲れましたが楽しかったみなさまとの心の遍路、また次の機会に。

ご旅程表(総合旅行業主任者:大谷貴博作成)

12月3日(月)
大阪(梅田)
–明石海峡大橋.大鳴門橋
–日和佐
–23番札所薬王寺
–立江寺(15:00頃)
集合出発は8:00です。

12月4日(火)
立江寺
–24札所最御崎寺
–25番札所津照寺
–26番札所金剛頂寺
–27番札所神峯寺(タクシー利用)
–高知三翠園立江寺出発(7:30)
–高知着(17:30頃)

12月5日(水)
高知
–28番札所大日寺
–29番札所国分寺
–30番札所善薬寺
–31番札所竹林寺
–32札所禅師寺
–33番札所雪渓寺
–34番札所種間寺
–35番札所清滝寺(タクシー利用)
–36番札所(タクシー利用)
–瀬戸大橋
–大阪(梅田)着(21:40予定)


旅行代金:45,000円(大型貸し切りバス、タクシー料金、宿泊食事代金含む)

その他:定員30人(ゆったりです)定員なり次第締め切らせて頂きます。

主催、お申込:別格本山持明院はすの会

お間合せ先:JTB総合提携店ヤサカ旅行サービス

高知三翠園(さんすいえん)は温泉、料理、庭園でこれ以上お疲れを癒す名所はありません。名君土佐藩主の別邸でもありました。

高知名旅亭 三翠園 第二日御宿泊所

立江寺の全貌

立江寺(第19番札所)

初日は立江寺に宿泊して戴きますが、当院の御住職は高野山真言宗務総長をお勤めになられた庄野光昭様でございます。

四国八十八ヵ所寺院組織のお世話や、お大師様のこ威徳をお護りするために、そして世界遺産になりました高野山のためにたいへんなご努力をなさっておられます。高野山寺月会のお世話も戴いております。

秋季合同法要は9月9日(日)に例年どおり行なわれます!

12時30分よりですが、15分前にはご入場ください

場所 別格本山持明院本堂
持明院受付でご記入後本堂にお越しください。

仏舎利宝塔のご参拝は下記の時間に係員がお待ち申し上げております。

10時〜11時30分、13時〜15時00分

お願い:●ご昼食ご希望の方はご予約をお早めにお願いいたします。

当日のご予約はご遠慮ください。(お飲物も含めます)

電話:06−6348−0338、ファックス:06−6348−0170

●高野山までの切符のご購入は南海電鉄、大手旅行代理店で発売しております。

●その他お困りのことは事務局にお問い合わせください。

はすの会の皆さまに謹んでお知らせいたします。 

去る5月17日、高野山真言宗大僧正竹内崇峯様がご逝去なされました。

故竹内崇峯様は第407世高野山真言宗座主としてあまねく世界の仏教徒、わたくしたちにもみ佛の真理、智恵そして深い意義をお教え下さいました。

わたくしたちは現世の浄化、人として如何に生くべきかを終生の究理としてお応えしたいと念じております。

ご葬儀は高野山真言宗現管長・松長有慶様はじめ全国から多くの壇信徒の方々が参列し別格本山持明院でおごそかに挙行されました。

合掌



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