女人堂
金剛峯寺から徒歩で約15分、高野山内で唯一現存する女人堂(にょにんどう)があります。
明治5年まで女人禁制だった高野山参詣。女人禁制が解かれるまで女性の立ち入りが制限されていました。
高野山外周を囲むように7つの上り口を設け、その各登り口に女性のための参籠所(さんろうしょ)が設けられ、女人堂と呼ばれていたのです。
現在は、この不動坂口の女人堂だけが残されています。
建物は室町時代末期の建立とのこと、ここからお大師さまや修行を続ける家族に祈りを捧げ、思いを馳せていたのですね😊
これからの季節、金剛峯寺や壇上伽藍の参拝とともに、蛇腹路の紅葉を見ながら一足のばして女人堂まで歩いてみてはいかがでしょうか?