持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓
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会報No.71-令和8年(2026年)春

印刷に便利なPDF版はこちらです。(はすの会_71号


“空海”と“嵯峨天皇”~二人の絆~

平安時代の初期、第五十二代嵯峨天皇(桓武天皇の第二皇子)と真言宗の開祖である空海(弘法大師)は、日本の歴史と文化に深い影響を与える密接な関係を築き上げました。

遣唐使として唐に渡り、大陸文明と日本文明の結びつきを達成した空海は、国家鎮護こっかちんごの願いを託す宗教(真言密教)を単なる信仰の対象だけではなく、国家の安全と発展に深くかかわる存在であり、国家の運営においても不可欠な存在にしました。

この時代(平安時代の初期)、文明と呼べるのは、唐(大陸)にしかなく、桓武帝(エネルギーに満ちた専制君主)は国家の在り方を唐に真似まねておこなっていました。当時、平城京(奈良)は、皇室の凶変、濫費らんぴが多く、また時の官僚に振り回されたりみやこていさず、長岡に遷都(十年)を試み、後、平安京(京都)に遷うつりました。

表向きは、「水陸の便をって都をこの地に遷す」と口実を設けていました。

また、空海の在唐中、桓武天皇のご崩御があり、みかどは皇太子平城天皇(安殿親王あてしんおう)に移りましたが、病弱の上、皇室の凶変の後、即位三年足らずで第二皇子嵯峨・・天皇に譲位されました。

この時代、国家の安定と発展は仏教が深くかかわる重要な存在とみなされ、天皇(嵯峨)と高僧(空海)が協力し合うことは不可欠でした。嵯峨天皇と空海の関係はまさにこのような時代の背景の下で生まれ、政治が育まれ、一人の天才としての仏教徒と新たな関係を築く象徴となりました。

嵯峨天皇と空海の関係は、まさに臣従しんじゅうを越えた緊密なものであったといわれています

嵯峨天皇(786~842)は、平安遷都後の混乱を収拾し、安定した政治基盤を築きました。

〇律令制度の再構築 ―地方支配の強化
〇書道や詩文にも造詣が深く、文化の向上にも力を入れる ― 特に仏教の過度の介入を避けられる
〇天皇と高僧が相互協力して国を導く新しい関係を作る
〇空海・最澄等節度と才能ある構想を重用する ― それぞれの特質に応じ、国家鎮護の役割を託す


真言宗の開祖空海は、史上屈指の才能を持つ高僧。唐で神秘的な儀式や現世利益を重視する密教(正嫡第十八世名「遍照金剛」)を修め、多くの貴族や庶民の信仰を集められました。

嵯峨天皇と空海の絆の強さは、今、私達が生活している現代に於いても引き継がれています。毎年1月8日から14日までの七日間、東寺にて真言宗最高・最大の行事〝後七日御修法ごしちにちみしほ〟がおこなわれており、〝国家の安寧と玉体の健康〟を修しています。(空海が導帰として初めて修法しました。)

こうした二人の関係は、今の社会にも〝信頼と協力〟が最も大切で必要な事を私達に教えてくださっています。

南無大師遍照金剛なむだいしへんじょうこんごう


東寺 慶賀門側から望む五重塔

ご挨拶


別格本山 持明院
住職・竹内崇真

お大師様(弘法大師)は香川県善通寺市でお生まれになりました。若き日のお大師様は、四国各地で修行に明け暮れたとご自身がお記になっておられます。この修行の場所が現在でも四国八十八ヶ所霊場として残っており、多くの「お遍路さん」が巡礼をしております。

なぜ、遍路を行うのでしょうか。1つ目には、お大師様が修行した地を巡る修行。四国を一周するのは大変です。私も若い頃に40日余りをかけて歩き遍路を行いましたが、最初の頃は足の豆が潰れたり、急勾配の登山に難儀をしたりと様々場面で心を試される事がありました。しかし、地元の方の手厚いお接待に感動し、南無大師遍照金剛と心で唱えながら一歩一歩進んでいった道を今でも思い出します。この大変な経験で自分の体と心を鍛えるのであります。

もう一つは、遍路によって仏様の御功徳を頂き、願いを叶えて頂くというものです。家族の供養、自分や家族の病気や苦難等の苦しみを救ってほしいなど様々な願いを仏様に願掛けをし、無事に八十八ヶ所を踏破した暁には願いが叶う(結願する)という信仰です。多くのお遍路さんはこちらになると思います。自分たちではどうすることも出来ない困難に立ち向かうとき、仏様のお力をお借りしたいと願うのは、仏教徒であれば当然であります。そして、この遍路にはお大師様が常にご一緒に歩いて下さる「同行二人」という有り難い功徳があります。一人で困難に立ち向かうのでは無く、お大師様が共に引導下さるのです。

また、最古の巡礼として有名な西国三十三観音巡拝がございます。「観音経」というお経に観音様(観自在菩薩様)が33の姿で全ての衆生をお救いになるという内容から出来た巡礼です。こちらも、三十三のお寺を回ることで様々な願いや苦しみから救って頂く修行です。

持明院には四国霊場お砂踏み場・西国三十三観音巡拝所がございます。この霊場は、先に述べた修行を出来ない方のための霊場です。時間や様々な事情により、遍路や巡礼をしたいが出来ないという方は少なくないと思います。平成元年に持明院443世住職竹内崇峯大僧正が発願をしてこの霊場を開きました。四国の霊場全てからお砂を頂き、仏師にそのお寺のご本尊様のお姿通りに石仏を彫って頂きました。併せて西国のお寺を遙拝出来る霊場を創られました。

この霊場の願いは、多くの方がお大師様のお膝元である高野山で四国と西国の御功徳を頂き、所願を成就し心を清浄で正しくなされる事であります。決して楽をして多くの功徳を頂けるといった浅い考えのものでは無く、深い慈悲の心の下で正しい心で正しい行いをして頂ける場として、全ての方に開かれた「祈りと願いの修行場」なのであります。

会員の皆様に是非、ご参拝の前後等にお参りを頂き、益々の御功徳を得て頂ければと思います。

合掌
南無大師遍照金剛

「仏舎利宝塔安置室照明を改修」

とある会員様の厚いご支援で、会員様の大切な位牌や五輪塔、やすらぎ五輪塔を安置している仏舎利宝塔地下安置室の照明を旧タイプのLED電球から最新のLED電球に交換する改修工事をさせて頂きます。工事は2~3室ずつ、数回に分けて行う予定です。

この改修により、暗く感じられていた箇所も明るくなり、より快適にご参拝いただける環境を整えてまいります。また、最新のLED電球は照明の明るさと省エネルギー効果により、会員様が気持ちよくお参りできる空間づくりを目指します。

工事期間中も通常通り持明院の高僧が毎日ご供養(読経)いたします。また、会員様も変わらずご参拝いただけますのでご安心ください。

今後もはすの会では、会員様のお気持ちに寄り添い、大切なご先祖様を永代にわたりご供養してまいります。

こころの玉手箱

『次世代へのバトンタッチ』

和歌山県  横谷 昌代 様

持明院様とのご縁をいただいたのは、亡父の高野山納骨の折でした。

私の実家は、両親・弟夫婦共に亡くなり、弟の一人娘も他所へ嫁ぎ、地元で居る私がお墓の管理また供養などをしておりました。

かつては、先祖代々のお墓を守り引き継ぐことは当然のことでしたが、少子高齢化、核家族化が進み、従来の受け継いでいくというお墓の在り方が本当にむずかしくなってきたのだと感じました。

自分らしい供養、そして次の世代への無理のない供養の仕方、年を重ねるほどそう思うことが多くなりました。

そんな折、持明院様からのお葉書を思い出し、早速お電話することにしました。親切丁寧な対応をして頂き、はじめて仏舎利宝塔の永代供養を知ることとなりました。また有難い事に合同法要も見学させて頂く事となり、その荘厳さに感動を覚え、是非ともここへお願いしたいと思いました。

そして、いまでは主人の賛同もあり、両家のお墓が仏舎利宝塔に並んで建墓する事ができました。

姪、子供達にも納得してもらえる形ができ、何より両家の仏様が安堵してくれた事と思います。

時代と共に変わりゆく物事に戸惑い迷った日々が、皆様のお知恵、お力で安心へと変わりました。そして、仏舎利宝塔はこれからの私達の道標となり、ヴァーチャル供養は家族のお守りとなりました。

お大師様がおられる聖地、一千二百年以上の歴史ある霊場に永代供養ができました事、本当にうれしく感謝致します。

改めまして、持明院様、はすの会の皆様、担当して頂いた方にお礼申し上げます。

そしてこれからも子供達、孫達と末長くお導き頂きますようよろしくお願い致します。
合掌

 横谷様ご夫妻は昨年無事両家の納骨法要を
お済ませ頂き、以後頻繁にご参拝頂いて
おります。永代供養ですが、お元気なうちは
できる限りご先祖様故人様へのご参拝に
お越し下さい。


『写経』

大阪府  N  様

写経に関しまして、少しお話させて頂きます。

事の始まりは亡夫の供養になればと八十八ヶ寺巡礼でございました。(阪急交通社のバス巡礼です)

一巡目は作法も知らず、唯々導かれるままでした。二巡目からは、少しずつ様子もわかり、写経の納経をしながらの巡礼となり、三巡目最後のバスで不思議な仏縁を頂きまして、奈良薬師寺の写経道場へ参加させて頂くようになりました。

一人暮らしの気ままさで、遠出を楽しみに西ノ京まで足を運んでいましたが、コロナで足止めとなりました、(薬師寺までは交通の便が良かった事もあります)

始めは別段目的があった訳ではありませんでしたが、気が付けば写経の巻数も数百巻も数えている事に気付きまして、それなら可能な限り一千巻を目標にと決めての途上でございます。

振り返れば十余年の月日が経っている事にも唯々驚いています。

お恥ずかしい事ですが、月日ばかりが経過して筆は全く上達せず、これ迄一巻として満足に仕上がった巻はございません。仏陀もあきれておられる事と思います。

新しい年を迎えれば、私も満八十八才、目標を達成できるかどうか?心許ない事ですが、今少しお力をお貸し頂きたく宜しくお願い申し上げます。

有難い仏縁を頂きまして、本当に感謝でございます。お忙しい中お付き合い頂きまして有難うございました。

 N様とは17年のお付き合いになりますが、
その間年に数回数十巻の写経をお送り頂いて
おります。仏舎利宝塔礼拝室に奉納させて頂き、
その後奥之院にご奉納させて頂いております。
このことがN様、またはすの会会員様への
功徳となっておると、確信致しております。
千巻成就を願っております。

『ちぎりり絵』

光本 純子 様  

 いつも可愛く素敵な作品をお送り頂きます。

昭和10年生まれの光本様は今もお元気です。材料選びから完成まで全ての制作活動を一人で行っています。連絡手段としてLINEも使いこなす程です。

どうかこれからも素晴らしい作品をお作り頂き、周りを元気にして下さい。
(スタッフ 前田)

『宝塔内礼拝室を模様替え』

この度、仏舎利宝塔 地下礼拝室正面の焼香台の敷物を新しくしました。これまでの赤い難燃フェルト生地から、あたたかみのあるゴールド難燃生地に変わっています。

寒い日や暑い日、またお足元の悪い中でもいつもご参拝くださっている会員の皆様へ、感謝の気持ちを込めての新調です。

また安置場所照明改修のご支援頂きました会員様より、この度仏舎利宝塔礼拝室に重厚で荘厳なおリンも贈呈いただきました。永代にリンの音がご先祖様、故人様に響く様にと願いを込めたおリンです。どうぞ皆様ご参拝時に鳴らして頂き、おリンの音を感じて頂ければ幸いです。

ささやかな変化ではありますが、ご参拝の折には是非ご覧いただけたらと思います。

はすの会ヴァーチャル永代供養

令和7年6月1日~令和7年10月31日までにご入会された方につきまして、新たにヴァーチャル永代供養の閲覧が可能になりました。

(※奉賛五輪塔・冥福五輪塔をお申し込みで未建立の会員様・存命者のみの会員様を除きます)

「ヴァーチャル供養に感動しました」との声や、新規会員の方からの閲覧開始を待ち望む声も頂いており、私達スタッフもとても嬉しく思っております。

今回右記に該当される会員様へは、会員番号と暗証番号を記載した用紙を同封しましたので、是非ご利用ください。

操作方法に不安のある方・ご自身の供養碑を見るための会員番号や暗証番号がご不明な場合は、はすの会までお気軽にご連絡ください。

インスタグラム・フェイスブック始めました!

この度、インスタグラムとフェイスブックを始めました。はすの会の情報はもちろんのこと、高野山や近隣の市町の観光情報やおすすめグルメなど、幅広い情報を写真や文章でお伝えしていますので、ホームページと併せて是非ご覧ください。

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春季合同法要開催のご案内

 今年も春季合同法要の季節がやってまいりました。
静かな空気に包まれたこの特別な場所で、日々の忙しさ
から少し離れてご先祖さまや大切な方を偲ぶ時間を
過ごしてみませんか。手を合わせる中で、日々の暮らしへの
感謝やご自身と向き合うひと時となれば幸いです。
是非高野山へお参りください。

◆日時
 令和8年3月20日(金・祝)
12時30分~13時10分頃

(法要時間約40分・集合12時15分)

◆場所
 持明院・本堂
(和歌山県伊都郡高野町高野山455)

◆法要料(参加費)
 無料
(ご希望によりお布施は受け付けております)

◆ご参加
 自由・予約不要

◆佛舎利宝塔の参拝時間
10時~15時30分まで

  • 法要の前後に佛舎利宝塔の参拝もできます。
  • ご親族だけでなく、ご友人なども参加いただけます。
  • 当日は12時30分からはじまりますので、15分前までに受付をお済ませください。
  • 持明院の駐車台数は限りがございますので、できるだけ電車・バスでお越しください。
  • 南海電鉄の特急(こうや号・全席指定)は、1ヶ月前から予約できます。
    南海高野線 橋本駅~極楽橋駅間で運行している観光列車「天空」の定期運行が3月20日に終了します。
    お時間の合う方は是非ご乗車ください。ご予約等詳しくは南海電鉄HPをご覧ください。

    天空特別サイト
  • 高野山は平地と比べ5~6℃気温が低く冷えることがございますので、羽織るものをお持ちください。
  • 持明院でご昼食を希望される方は、あらかじめご予約が必要です。
    3/16(月)までにお申し込みください。
    精進料理:お一人様 2,200円(税込)
    お子様向けも同額でご用意できます。



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