東寺 五重塔 初層の特別公開
日本で最も高い木造建築物(約55m)であり、京都のランドマーク的な存在である東寺の五重塔。
初層が現在特別公開中(~12月14日(日)まで)ということで、駆け込みになってしまいましたが拝観してきました。
この日は、東寺境内で毎月第1日曜日に開催されている「骨董市」の開催日。
朝早くから掘り出し物を探す人達でとても賑わっていましたよ😊
東寺 五重塔は883(元慶7)年に創建、火災等で何度も焼失しましたが、現在の五重塔は江戸時代に徳川家光によって再建されたもの(5代目)です。
塔内にはお大師さまが唐より持ち帰った仏舎利が納められています。
一度見たかった初層内部。(塔内は撮影禁止)
五重塔の各層を貫いている心柱(しんばしら)は大日如来として、その周りを四尊の如来と八尊の菩薩が囲んでいました。
また、四方の柱には金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)、側柱には八大龍王・壁には真言八祖像が描かれていました。
極彩色で彩られた初層内部の密教空間。
もちろん長い年月を経ているので色褪せていましたが、完成当時は本当に極彩色だったことがはっきりとわかりました。
期間限定の特別な空間に身を置ける貴重な機会をいただくことができました。










