結縁潅頂(けちえんかんじょう)5/3~5
- 2012年5月5日(土)
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結縁潅頂
仏様との出会いが心の「分岐点」になる
結縁潅頂(けちえんかんじょう)とは “智慧の法水をそそぐ”
結縁潅頂とは、マンダラの世界に入リ、仏さまとご縁を結んでいただく真言密教における最も尊い徹式です。
文字通り、潅は「そそぐ」、頂は「いただき」の意味で、大阿闍梨様(だいあじゃりさま)から皆様方お一人おひとりに仏さまの智慧の法水を頭頂にそそいでいただきます。
結縁潅頂の功徳“春は胎蔵界 秋は金剛界”
私達は日々、迷ったリ、不安になったリ、身勝手になったりします。
埃(ほこり)が知らず知らずのうちに溜まっていくように「心の埃」(迷い・不安)も溜まっていくものです。
結縁潅頂に入壇(にゅうだん)いたしますと、あたかも霧が晴れるように「心の埃」が消え去り、大いなる大宇宙の仏さま大日如来と自分が深く結ばれている実感を得ることとなります。
迷いと不安を離れ、正しい道にお導きいただける功徳を授かるのです。
心の再生をはかり、本来の清らかさを取り戻すために、何度でも入壇していただけます。
庭儀結縁潅頂三昧耶戒(ていぎけちえんかんじょうさんまやかい)とは“初日のみ午前8時より厳修”
結縁潅頂に先立ち受者を代表して「乞戒師(こっかいし)」が、大阿闍梨様より三昧耶戒を授かる儀式です。
「仏さまのいのちと、私たちのいのちは本来一つである」という真言密教の根本を授かります。
高野山の僧侶が大伽藍をお練リする姿は大変厳(おごそ)かな情景です。
どなた様もご自由に参加できますので、是非ともこの尊い勝縁にお触れください。
春季胎蔵界結縁潅頂 |
開壇 5月3日~5日 |
秋季金剛界結縁潅頂 |
開壇 10月1日~3日 |
場所 | 大伽藍 金堂 | |
受付 | 大伽藍 根本大塔 午前8時から午後4時 (最終日は午後3時) |
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※入壇者数の都合により受付の終了が早まる場合があります。 | ||
入壇料 | お一人様3,000円 |
(画像のクリックで拡大します)
<注意事項>
- 入壇は初日10時半から、2日目・3日目は8時半からとなります。
- 必ず受付をすませ「整理券」をお受け取りください。
- 受付時に入壇の時間をお知らせいたします。
- 春季・秋手とも初日は午前8時より庭儀結縁潅頂三昧耶戒が厳修されます。
総本山金剛峯寺
〒648-0294和歌山県伊都郡高野町高野山132
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