持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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高野山の宿坊訪日客万来(2017年5月12日、日本経済新聞より)

高野山の宿坊訪日客万来
(2017年5月12日、日本経済新聞より、画像のクリックで拡大します)

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の宿坊が外国入観光客に人気だ。僧侶や寺院参拝者の宿泊施設である宿坊は異文化体験の貴重な場となっており、海外からの痛泊者は20工遣牛からの3年で約3倍に。宿坊側も英藷での接客や体験プログラムなどに力を入れ[おもてなし」を充実させてねる。
高野山外人瞑想
瞑想を体験する外国人観光客ら

体験型充実させ3年で3倍

僧侶、英語で仏教説く

「弘法大師が瞑想(めいそう)を続けていると信じられている御廟(こびょう)に向かいます」。
恵光院(えこういん)による高野山奥の院を巡るナィトツアー.。僧侶が英語で説明をしながら、外国人観光客を引率心て旅道約2キロの道を歩。日本語で行うツアーと同様、英語でもほぼ毎晩実施しており、多い日には数十人が参加する。「説明が分かりやすい」と好評だ。

恵光院は宿泊者の6割以上が外園天人。宿泊料は1泊2食付きで1万~2万円程度で、数カ月先まで予約が埋まっている。

英国への留学経験がある僧侶め田村暢啓さん(33)ら3人は英語に堪能。外国入宿泊者には英語で接し、瞑想などの体験プラグラムも行う。

各部屋にある英語の案内書きには、宿坊でのマナーや浴衣の着付け方、高野山の歴史などを細かく説明。案内書きを作成する以前は、宿泊者が靴のまま畳に上がるトラブルもあったが、今ではほとんどなくなった。

高野山宿坊協会によると、高野山に52ある宿坊に泊まった外国人は13年に約1万9千人だったが、16には約5万6千人に増加。多くは欧米からの訪間客だ。外国メディアが高野山を取り上げるようになり、ソーシャルメデノアの影響で異文化体験をしたいという人が増えたのが理由と考えられるという。

田村さんは「外国人宿泊客に、仏教の教えなどを身近に感じてもらえるように話すことを心掛けている」と語る。

オーストラリアから訪れたアリソン・ウェバーさん(54)はこれまで数回、恵光院に宿泊。「高野山でゆっくり過ごしながら貴軍な経験ができた。また来たい」と笑断を見せた。


追記:
持明院でも、ここ数年は、宿泊客の半分は外国の方です。
元来、宿坊というものは、寺院の一番の存在目的である“法要”を執り行うために付随したサービスであるため、さらに言えば檀家のためというのが原点であり、寺院の中には「観光目的の宿泊」というのはどうなのか、という意見もあるようです。
たしかに、宿坊をしている寺院も一応は宿泊施設としての登録はされていますが、基本、宿泊で収益を上げることを目指しているところも少なく、どうしてもホテルやペンションのように宿泊者へのサービスが充実しきれていない寺院も多く見受けられます。
せめて、日本人の方は、宿坊に宿泊をするときは、あわせてご自身のご先祖様のご供養も頼まれるようにしていただければ、お寺といいごご縁を結ぶことができると思います。



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