持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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お大師さまはいまも奥之院に在します(2013秋-No.46)

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はすの会 会報 No.45はすの会 会報 No.46
平成25年(2013年)8月20日 発行

お大師さまはいまも奥之院に在(おわ)します

有り難や 高野の山の 岩陰に
大師はいまだ 在(おわ)しますなる

この和歌は、「開祖弘法大師第一番御詠歌」として有名で、お大師さまの入定信仰とその尊さを素直におおらかに詠んだもので、作者は天台座主を四度も務めた慈圓(じえん)です。

その慈圓が他宗の祖師である弘法大師に対し、畏敬の念を以て詠んでいるということは、いかにお大師さま入定の信仰が一宗一派にとらわれないものであるかを証明するものです。

高野山 結ぶ庵に袖朽ちて
苔の下にぞ 有明の月

この歌は、弘法大師第二番のご詠歌で、入定なさるお大師さまが醍醐(だいご)天皇さまの夢枕に立たれ、お詠みになられた和歌として知られております。天皇さまは、破れた衣を召されながらも衆生済度にあたられるお大師さまの姿に深く感動され、御衣を送勅されたといわれます。

以後毎年三月二十一日、高野山では御衣を大師御宝前へ奉献しております。

会員の皆様を初め、多くの方々にとって、開創千二百年は、今も尚奥之院に在しますお大師さまの不思議なお力を知る好機です。

お大師さまに見つめられ、お大師さまを頼って生きる喜びを分かち合う大きな輪に加わってください。

富士山の世界遺産登録に寄せて

別格本山持明院 住職・竹内崇雄

住職
今年も暑い日が続きますが、会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

本年平成25年6月22日に、『富士山がユネスコの世界遺産に登録された』というニュースがありましたが、これには多くの方が喜ばれたことと思います。

正確には『富士山─信仰の対象と芸術の源泉』というそうで、屋久島のような自然遺産ではなく、京都や奈良そして高野山と同じく文化遺産として登録されました。

もちろん富士山といえば、その雄姿は日本人のみならず世界の方々を魅了しており、やはり人類全体の財産であることに間違いありません。

私ども高野山は平成16年7月7日にご登録をいただきました。こちらも正確には『紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)』と申しまして、和歌山、奈良、三重の三県にまたがる霊場と参詣道が含まれております。

日本には四季折々の自然があり、太古の昔からそれらに基づいた文化や信仰が定着しています。

私たちはこの美しい自然とともに、弘法大師の『命を大切にする教え』をいつまでも守り続けていきたいと願っております。

合掌

はすの会よりお願い

事務局長 上善 嘗二

お盆を過ぎれば山上は早や秋です。

お蔭様で持明院「はすの会」の永代供養のご縁も増加の一途をたどり、現在では1200件を超えるご家族様のお世話をさせて頂いております。

従いましてここ数年は、持明院では一年を通じて午前、午後を分かたず、皆様からのご依頼にお応えし、絶え間なくご供養を勤めさせていただいております。

さて皆様には、このたび誠にご無理を申し上げますが、お寺で行う『特別法要』につきましては、法要の始まる時間を午前の部は11時より、午後の部は1時よりと時間を定めてご供養を勤めさせていただきたくお願い申し上げます。事情ご高察の上、ご高配下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

また持明院では、夏季は6時半から、冬場は7時から朝のお勤めである勤行(ごんぎょう)を毎日行っておりますので、ご宿泊された方はその勤行時にあわせて法要をお願いしております。

ちなみに、高野山真言宗の常用経典であり、お大師様も最も重んじている理趣経(りしゅきょう)においても、朝に行う法要がもっとも徳が高くなると教えられております。

また、本堂でのご供養におきましても人数の都合で他のご家族様ともご同席をいただく場合があることも重ねてお願い申し上げます。

ご遠方からの来山のためお時間の調整が必要な方は、従来どおりお申し付け下さい。

持明院では、皆様よりお預かり致しております、ご先祖様、故人様の御霊はこれからも誠心誠意ご供養させていただきますので、どうぞご安心下さい。

以上、持明院「はすの会」事務局より謹んでお願い申し上げます。

会員からの便り
だれでも高野山・奥之院に眠ることができる

(兵庫県)片岡正巳 様

私たちのような庶民でも高野山奥之院にお墓を持つことはできるのか、弘法大師さまのお傍で眠ることができるのか?

三月、毎日新聞主催・バス見学会の案内を見るまでは、かつて一度も考えたこともなければ、妻子と話し合ったこともありませんでした。

小生、現在齢(よわい)八十一才。俗にいう昭和ヒトケタ派に属する世代です。第二次世界大戦のさなかに子供時代を過ごし、少年時代に敗戦を体験しました。数年離れた先輩たちは、兵士として戦場に向い散華した人もいます。私事ですが長兄も海軍に志願し、終戦の年戦死いたしました。

戦後、辛い過去を忘れ、敗戦の飢餓と困窮の中からたくましく立ち上がってきた同胞と同じように、小生もまた復興から高度成長への波に乗り、貧困の中、辛酸を嘗(な)めながらも無我夢中で走り続けてまいりました。その間、家族や仕事にも恵まれ、苦労もかけましたが、チョッピリ経済成長の恩恵にも浴し、幸せな人生を過ごしてまいりました。

古稀を過ぎ、ホッとした頃、それまでの劣悪な労働環境に加え、酷使による過労から肺に慢性疾患を抱え、再び元に戻ることなく無理の出来ぬ身体となりましたが、“わが人生に悔いはない”と心から申し上げることができます。“同行二人(どうぎょうににん)”ふりかえりますと大事な時には常に身近にお大師さまのご加護を感じ、いまも日常生活には支障なく過ごさせていただいております。

また、この頃から妻と二人、共に元気なうちに自らの人生の終りを全とうしようと、終(つい)の棲家(すみか)・墓所の購入を意識し始めました。

故郷は牛窓(岡山)と、いま住んでいる自宅の兵庫県とは、さほど遠くではなく、その気になれば墓地の入手は容易だろうとタカをくくっていたのですが、いざ探してみると帯に短し襷(たすき)に長しで意外にむづかしく、もう「故郷でもいいか」と諦めていた矢先のバス見学会、天(山?)にも上る心地で参加、即断即決した次第です。

ふだんは小生の独断専行癖をたしなめ、時には異論を挟む妻が、この度の決定については、珍しく全面賛成してくれたことは、同行三人(?)を強く感じています。

“人生は高度な選択である”といわれています。友人、伴侶、仕事(職業)の選択は、真実大切なものですが、終の棲家の選択も、それらに匹敵するほど重要なことだと現在喜びの中で感じています。

建立された前管長竹内崇峯さまのご趣旨のとおり、人生を精一杯全うした小生が高野山奥之院に安息の場所を得られる夢がここに叶えられ、有終の美を飾ることができました。

南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
南無大師遍照金剛

スタッフより

ご来社された片岡様ご夫妻はジムに通われており、とても81歳には見えません。また同時に、お大師様の信仰には並々ならぬものを感じました。

これからも末永いお付き合いをお願い申し上げます。

秋季合同法要のご案内

暑い日が続きますが、爽やかな高野山の秋風はいかがでしょうか。
今年も皆様ぜひお参りにお越しください。

日時 平成25年9月23日(祝・月)

12時30分より
(集合12時15分)

場所 持明院・本堂
(和歌山県伊都郡高野町高野山455)
法要料
(参加費)
無料
(ご希望によりお布施は受け付けております)
ご参加 自由・予約不要
仏舎利宝塔

の参拝時間

午前の部
10時~11時30分まで
午後の部
法要後~15時30分まで
  • 法要の時間は約40分で、その前後に仏舎利のお参りもできます。
  • ご親族だけでなく、ご友人などもご参加いただけます。
  • 当日は12時30分ちょうどから始まりますので、15分前までにお越しください。
  • 持明院には駐車場がありますが、台数に限りがございますので、できるだけ電車・バスでお越しください。
  • 高野山は山下より温度が下がりますので、冷えやすい方は念のため羽織るものをご持参下さい。
  • 持明院でご昼食をご希望される方は、ご予約が必要です。
  • お一人様2,100円(精進料理)
    お子様向けもご用意できます

  • 持明院は宿坊もしております。どうぞご利用下さい。
    宿泊・大人一名8,400円

南海電車時刻表(3/11~11/30 土日祝専用)

 

難波駅発 高野山駅着
7:24 9:18
8:00 (こうや1号)

9:33

8:12 9:57
9:00 (こうや3号) 10:34
9:02 10:45
9:24 11:06
10:00 (こうや5号) 11:32
10:02 11:53
10:24 12:07
11:12 (こうや7号) 12:49

 

高野山駅発 難波駅着
13:18 (こうや8号) 14:50
13:39 15:24
14:03 16:02
14:40 16:24
15:03 17:02
15:19 (こうや10号) 16:50
15:45 17:36
16:20 (こうや12号) 17:50
16:31 28:24
16:56 (こうや14号) 18:26

※特急は「極楽橋」駅まで直通。その他は「橋本」駅で乗り換え。

高野山・仏舎利宝塔バス案内図

編集後記ホームページ版

今回の会報はいかがでしたでしょうか。事務局ではご意見、ご感想、投稿記事を募集しております。

上善 嘗二
まもなく高野山開創1200年となりますが、あらためて開祖・空海(弘法大師)の偉大さには驚かされます。

調べれば調べるほど、この高野山が歴史に与えた影響が大きいことがわかり、1200年も信仰され続けてきたことがよくわかります。

私たち「はすの会」もさらなる歴史を積み重ねる一助になれればと願うばかりです。

浜田 雅道
ご住職が今回は富士山のことをお書きになられたので、自分なりに高野山と富士山の関連性を調べて見ました。ところが両者には意外に接点がないようで、開祖・空海が富士山に登ったという記録もなければ、宗教的つながりもないようです。

たしかに富士山は宗教的観点よりも、その壮大な景色から織り成す美しさの象徴ですから、それはそれでよいのかもしれません。

やはり私も一人の日本人として、このたび富士山が認められたことには喜びを禁じえません。

前田 昭博



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