持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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佛舎利宝塔が25周年を迎えました(2012秋-No.44)

印刷に便利なPDF版はこちら(会報N0.44)

同行二人、お大師さまと歩む清らかな人生

佛舎利宝塔が25周年を迎えました

仏教は今から約2500年前、インドで生まれました。

高野山は今から約1200年前(弘仁7年・816年)、弘法大師・空海により開かれました。

持明院は約900年前、持明房真誉大徳によって開基されました。(寺名はこのことに由来します)

そしてこの仏舎利宝塔は、今から25年前の昭和62年(1987年)4月22日、その時の住職(故)竹内崇峯大僧正により、弘法大師ご入定1150年記念の行事として、「多くの方がお釈迦様の功徳を得られますように」と建立されました。

佛舎利宝塔が25周年を迎えました(はすの会会報No.44)僧侶写真

25周年を迎えるにあたり、一部壁の修繕などの補修を行いました。

仏舎利宝塔とは、その名のとおり「仏(仏陀=お釈迦様)」の「舎利(ご遺骨)」が納められた塔のことで、この仏舎利宝塔にも、弘法大師が中国で仏教を学ばれたときに受け取ったとされるうちの仏舎利が四粒収められています。

礼拝室に安置されておりますので、会員の皆様もお参りの時にはご覧になることができます。

またご存知のとおり、この仏舎利宝塔には永代供養をお受けになる会員様も納められており、今では千家族以上、一万名様以上のお名前をお預かりしております。そして建立の日より毎日、この仏舎利宝塔内の礼拝室では僧侶による供養が行われています。

悠久の歴史から見れば、25年というのは一瞬なのかもしれません。ですが人間の一生の時間としては十分長いもので、このわずか25年の間にも、いいことも悪いことも含めて本当にたくさんの出来事がありました。

私たちは皆様に永代の供養をお約束しております。これからも気を引き締めてこの仏舎利宝塔を守りつづけていく所存です。

佛舎利宝塔が25周年を迎えました(はすの会会報No.44)手すり

大変お待たせいたしましたが、前々からご要望の多かった、宝塔入口の階段に手すりを取り付けました。

墓友の歴史をつむぐ高野山

別格本山持明院 住職・竹内崇雄

佛舎利宝塔が25周年を迎えました(はすの会会報No.44)住職
今年も暑い日が続いておりますが、会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

高野山も例年にない暑さですが、多くの観光客で賑わっております。

さて、最近雑誌などを見ておりますと、『墓友』という言葉が目につくようになって参りました。

『ハカトモ』と読むそうで、意味は「同じ霊園で眠ることになる人々が、生前から友達になって仲良くする」ということだそうです。

「うまい言い方をするものだ」と感心する一方、やはりこうした新しい言葉が生まれる背景には、古い言葉では表せない新しい時代に変わりつつある、ということではないかと思います。

ただ、改めて考えますと、高野山はこの墓友の歴史をつむいできた場所だということがわかります。

たとえば、奥の院にはたくさんの戦国武将のお墓がありますが、生前は敵と味方にわかれて争っていても死後は同じところで眠る、というのは、もっとも理想的な墓友のあり方ではないでしょうか。

そもそも「はすの会」そのものが墓友の集まりです。九月の合同法要の頃には暑さもだいぶ和らぎますので、ぜひ多くの方のご参拝をお待ち申しております。

(合掌)

アンケート・「ハガキ」より

前回の会報(No.43)ではアンケートを同封させていただきましたが、多くの方からお返事をいただき、誠にありがとうございました。文字通り「叱咤激励」のご意見ばかりで、私たちスタッフも反省したり感動したりと大変参考になりました。今回はその中でもとくにたくさん寄せられたご質問にお答えさせていただこうと思います。

Q.本堂が少し暗くないですか?

A.仏教においてロウソクとは、灯明として邪気を払い極楽浄土へ導く明かりとされていますので、持明院では今でも本堂には電灯は設置せずロウソクの明かりだけで法要を行っております。

Q.仏舎利宝塔だけでなくお寺にもお参りに行けますか?

A.大丈夫です。ただし他の方の法要などがあると本堂に入ることができませんので、時間を調整しながらご案内できるよう、あらかじめスタッフにお伝えするようお願いいたします。

Q.法要料はどのようにして渡せばよいのでしょうか?

A.一般的には、忌明け前(49日の法要前)は黒白の水引で、忌明け後は黄白の水引で『御供養料』と書いた封筒をご用意いたします。

お葬式のときだけでなく普段の法要のときも、お寺に出すときは仏事としてこのようにするのが相応しいのではないかと思います。

Q.会報の年間発行回数をもっと増やせませんか?

A.今回、会報のファンがここまで多いとはスタッフ一同まったく思っておりませんでした。ですが会報の作成は日々の業務の合間に行うため、どうしてもこのくらいの発行回数になってしまいます。会員の方々へ滞りなくサービスを行うためにも何卒ご理解をお願いいたします。

会員便り

会員の稲森正宏様より、ご自身と愛車が車雑誌に掲載されたとご紹介を受けました。

雑誌「ENGINE」表紙

「ENGINE」(2011年10月号・新潮社)表紙

稲森様は40年間、ご自身が29歳のときからこの(ドイツ)ワーゲン・ビートルを乗り続けてきたそうで、ついに走行距離が75万Kmという偉業を達したということで取材を申し込まれたそうです。

普通、車の寿命は10万kmが一つの目安と言われていますので、この75万mという距離はいかにすごいかということがわかります。

また、常に手入れをすることで、今でも新品同様の性能と美しさを保っているそうです。

稲森様と愛車
40年で75万Kmを走破した!

このように、ものを大切にし、常に計画的な人生を歩まれる稲森様と奥様は大の高野山好きだそうです。そのご縁によって「はすの会」で永代供養をお申し込みなされたのですが、最終的には跡継ぎとなられるご長男様のご賛同が決め手となったそうです。

今では「ご自身と愛車のどちらが長持ちするか競争している」と語られる稲森様には、いつまでもご活躍をご期待しております。

(現在は、地球から月までの往復距離である76.9万Kmに挑戦中だそうです。)

雑感

はすの会

2004年にノーベル平和賞を受賞されたケニアの環境副大臣、ワンガリ・マータイさんは、「”もったいない“という言葉にこそ地球の環境対策として取り組むべき精神がすべて込められている」と深い感銘を受け、これがきっかけとなって「MOTTAINAI」運動が世界に広まりました。

しかし私たちが大切にすべきものには他に”時“などもあり、特に被災地の方々にとってはいまだ猶予できるものではありません。

復興に携わる人々はぜひ、資源だけではなく時間のムダ使いにも気付いてもらい、あらゆる「もったいない」をなくすよう心がけてもらえるよう願う次第であります。

追伸 マータイ女史は昨年、享年71歳でお亡くなりになられました。

(合掌)

新しく佐藤僧侶来たる

宮田諦俊(たいしゅん)僧侶が四国・愛媛のご実家を継ぐために昨年持明院を去られてからすでに半年ほど経ちましたが、この5月から新しく佐藤崇文(しゅうぶん)僧侶(47歳)が来られました。

佐藤僧侶はご実家がお寺というわけではないのですが、あるときふと仏門に興味を持たれたことから僧侶となり、このたび持明院にはさらなる修行をするためお越しになられました。

法要などで皆様とお会いすることもあろうかと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。

高野山・東日本大震災 義捐・支援金ご協力のお願い

郵便振替
 口 座 名 高野山真言宗特別災害寄金
 口座番号 00970-1-43975
※東日本大震災と明記ください。

 「高野山真言宗災害対策本部」
 和歌山県伊都郡高野町高野山132
 高野山真言宗 社会課 (連絡・平日8:30~17:00)
 電話 0736-56-2013
 Fax  0736-56-2226
 Email shakaika@koyasan.or.jp

秋季合同法要のご案内

まだまだ暑い日が続きますが、

涼しい高野山はいかがでしょうか。

今年も皆様ぜひ

お参りにお越しください。

日時 平成24年9月23日(日)
12時30分より
(集合12時15分)
場所 持明院・本堂
(和歌山県伊都郡高野町高野山455)
法要料
(参加費)
無料
(ご希望によりお布施は受け付けております)
ご参加 自由・予約不要
(食事と宿泊は要予約)
仏舎利宝塔
の参拝時間
午前の部
10時~11時30分まで
午後の部
法要後~15時30分まで
  • 法要の時間は約40分で、その前後に仏舎利のお参りもできます。
  • ご親族だけでなく、ご友人などもご参加いただけます。
  • 当日は12時30分ちょうどから始まりますので、15分前までにお越しください。
  • 持明院には駐車場がありますが、台数に限りがございますので、できるだけ電車・バスでお越しください。
    南海電鉄「こうや号」の特急券は、一ヶ月前から予約できます。
  • 高野山は山下より温度が下がりますので、冷えやすい方は念のため羽織るものをご持参下さい。
  • 持明院でご昼食をご希望される方は、ご予約が必要です。
    お一人様2,100円(精進料理)
    お子様向けもご用意できます
  • 持明院は宿坊もしております。どうぞご利用下さい。
    宿泊・大人一名8,400円

食事・宿泊の予約ページ

南海電車時刻表(3月~11月 土日祝専用)

難波駅発 高野山駅着
7:24 9:18
8:00 (特急・こうや1号)

9:33

8:12 9:57
9:00 (特急・こうや3号) 10:34
9:02 10:45
9:24 11:06
10:00 (特急・こうや5号) 11:32
10:02 11:53
10:24 12:07
11:12 (特急・こうや7号) 12:49

高野山駅発 難波駅着
13:18 (特急・こうや8号) 14:50
13:39 15:24
14:03 16:02
14:40 16:24
15:03 17:02
15:19 (特急・こうや10号) 16:50
15:45 17:36
16:20 (特急・こうや12号) 17:50
16:31 28:24
16:56 (特急・こうや14号) 18:26

※特急は「極楽橋」駅まで直通。その他は「橋本」駅で乗り換え。

高野山・仏舎利宝塔バス案内図

編集後記ホームページ版

今回の会報はいかがでしたでしょうか。事務局ではご意見、ご感想、投稿記事を募集しております。

上善 嘗二
「墓友」という言葉は私も最近はテレビや雑誌で見かけておりましたが、決して悪い紹介をされておらず、むしろ「新しい時代のあり方」と好意的な意見が多いようです。

もしかするともう少し早く生まれていれば私も「永代供養」とは出会わなかったかもしれませんので、このような時代に生きこのような仕事ができることにご縁を感じ、日々感謝しております。

(合掌)

浜田 雅道
今から25年前といえば、自分はまだ大学生でした。

その後、卒業して、就職して、結婚して、子供ができて、、、。振り返ればあっという間なような気もしますが、足跡も数えればたくさんあるような気もします。

40代後半、まだまだ世間では脂の乗った働き盛りと言われておりますので、さらに足跡をどう残すのか考えて、これからも生きてゆきたいと思います。

追伸:
このたびお越しになられた佐藤僧侶が私とタメ(同い年)だとわかりました。お話を聞くたびに、本当に誠意のある頑張り屋だと感じますので、ひそかにライバルにさせていただいております。。。(笑)

前田 昭博
最近は永代供養の人気が高まってきたせいか、今回私は高野山で皆様のご参拝やご見学の対応に専念させていただきました。ですので会報の作成は主に浜田に任せっきりとなり、私は出来上がりを確認するくらいしか関わることができませんでした。

ただ、限られたページの中でもそれなりにバランスよくまとめることができたと思います。

次回からはもう少し会報の内容にも時間を取れるようにしたいと思います。

また、これからも会員の皆様のご依頼・ご信頼にできる限りお答えさせていただきますので、ご意見やご要望がございましたらお気軽にご連絡下さいませ。



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