持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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お大師さまについて・弘法大師空海の足跡を辿る6(2008春-No.35)

同行二人、お大師さまと歩む清らかな人生

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お大師さまについて

弘法大師空海の足跡を辿る(6)

最近の仏教についての冊子を読みますと、日本の仏教で最も信者が多いのは浄土宗系約2千万弱、次に日蓮系で1,700万、次いで真言宗系1,200万弱という数字が出ています。

その内高野山真言宗は4,553,000人という信徒数です。文化庁宗教年鑑平成8年からの資料ですので大きな間違いはないと思いますが、個々の仏教系が創設された時代、奈良時代の法相、華厳、律宗他を経て平安時代に真言、天台が興され鎌倉時代に浄土真宗、禅宗、日蓮宗が創設され、今日まで連綿と仏教への信仰が継続されています。

さて弘法大師空海も今日的世界が現出されるとは思ってはいなかったでしょうが、果てしない唐への旅は、わたくし達が現在宇宙へ旅する心境に近いもの、それ以上のものがあったのではないでしょうか。

遣唐使船

遣唐使として唐にむかいますが

叔父の阿刀大足の助力を得て、唐に渡ることになった空海は難波で乗船します。時に西暦804年5月12日、船は肥前、田浦港を7月6日を経由して一路唐へと向かいます。ところが空海が乗った船は第1船総勢23人、遣唐使船は総勢第4船まであり、第2船には27人、その中に最澄の名前がありました。

天台宗開祖の最澄です。空海が当時まったく無名の人物としての評価に対して、最澄はすでに比叡山上に一乗止観院(いちじょうしかんいん)を設立し桓武天皇の厚い帰依(神仏を敬う)を受けていた高僧でした。

空海が唐に長期間留まって学ぶ留学生でありましたが、最澄は還学生(優れた入に短期の視察旅行をさせるための制度)として参加しています。

一言で云いますと格が違うということです。

しかし、二人はまだその時お互いを知りません。空海の方は最澄の名前を知っていたかも判りませんが、少なくとも最澄は空海を知っている筈がないと思います。

空海はまったく無名の人であったからです。最澄は第2船の中央で座禅を組み、船から岸を見ようともしなかったと云われています。

さて、当時の遣唐使船は造船技術が低い上に、船をつくることそのことに意欲をもっている人も少なく、必死の覚悟が東支那海を渡るのに必要であったのですが、最澄も空海も他の乗船員も、二度と日本に帰れないと思いつつ船に乗ったと思います。

資料によりますと、約3分の1が海の藻くずになり、帰らぬ人になりました。

7月6日に日本を出発した遣唐使船団4隻は翌7日に暴風雨にあい、危険な予測が適中しました。4隻の内、第4船は消息を断ってしまいましたが、第3船は風雨にさらされましたが、一旦日本に帰国します。

幸いにも最澄が乗った第2船は9月1日に明州寧波府(みんしゅうにんぽうー)に漂着した。

空海の乗った第1船は海上を漂い、その結果8月10日南の福州長渓県赤岸鎮(ふくしゅうちょうけいけん、せきがんちん)に流れ着いた。

(続く)

はすの会会員みなさまだけの第3回四国八十八力寺お遍路の旅
愛媛県(菩提の道場)へご参加しませんか? (2泊3日)

ついに愛媛県下までお遍路の旅は進みました。

みなさま始めての方もおりますが、同行二人お大師さまのご加護もありますので、どうぞ元気よくご参加ください。

細かいご連絡は後日はすの会事務局よりご希望の方にお送りします。

ご旅程(予定)

  • 5月下旬~6月中旬迄の期間で計画しています。
  • 費用は4~4.5万円程度、未定(前回は45,000円)ご希望をお聞かせ下さい。
  • 乗り物はバスを基本とします。
  • その他皆さまのご希望で決められますので3月末日迄にご連絡してください。

電話 (06)6348-0338

ファックス (06)6348-0170

担当 前田、福岡(お申し込みのご返事だけで結構ですが参加人員が20名以下の場合はバス遍路は中止になります)

四国遍路の旅程はおよそ1,200Kmに及びます。

今回の愛媛県下の(菩提の道場)は、40番札所観自在寺から65番札所三角寺迄のコースになりますが、ご参加の方々のご希望でコースを決めたいと思います。

四国

四国の海岸線が遍路の基本コースです

「手元供養」という故人を忍ぶ供養が広がりつつあります

永代供養+手元供養=直心供養(じきしんくよう)

hina

特定の宗教に頼らず、見えない近親者を近くに感じる。故人の遺骨やその加工品を身近に置くことによって、ありし日のその人を思うという発想から、いま「手元供養」が静かに広がりつつあります。

故人より残された人の悲しみを癒す

泉南のある寺院(浄土系)が遺骨や違灰を特殊加工した合成ダイヤモンドを埋め込むクリスタル製の位牌を考案しました。

伝統宗教(現在の仏教)から新しい追憶のあり方に歩みよった形という考え方もできます。

例えば、若い頃熱烈な想いを寄せた方が不慮の事故にあい、不幸にして故人となられたとします。

葬式を済ませ、四十九日の法要も済ませ、そしてその想いの悲しみもやがて薄れ、まったく抵抗なく平常の生活に時間の経過と共に戻って往く。

私たちは、家族や親しい人たちの写真は赤く焼けてもアルバムに残し、遺品を大切に残すケースは少なくありません。

手元供養

「骨になったらどこえ行こうか」の著者、南山大学の内藤理恵子氏は昨秋の日本宗教学会での発表で「手元供養」を受け入れる土壌に「魂の依代(たましいのよりしろ)」としての風俗があると述べております。

その意味は(広辞苑)によりますと、「神霊が招き寄せられ、乗り移るもの」と説明されています。

その意味では本尊を通さなくても故人とつながりたいという気持ちが普及の背景にはあるように思います。

生きものの中で、人間だけが「未来への不安」をもつ特殊な動物、その不安を解消するために宗教が生まれました。こうした予測できない未来にたいする不安を人間は物理的な手段ではなく、精神的手段で克服しようとしましたのが、それが「宗教」の興りであるという説もあります。

「手元供養」も未来にたいする不安の克服が目的ではないということであれば、宗教的色彩は薄れ、姿なきある人との交感するための、そして故人より残された人の思い出や悲しみを癒す遺品になります。

「手元供養」の具体的方法

遺骨は炭素元素ですので、ダイアモンドが極微量とれますが、そのダイヤモンドを溶かし、家族の遺骨をまとめることも可能です。

そのダイヤモンドをクリスタル製の位牌に埋め込む。しかし圧倒的に多いのはペンダント、そのペンダントに遺骨を入れる。

「手元供養」を選んだ理由

  1. 故入の一部である遺骨は仏壇や位牌よりも身近に感じられる。
  2. そばに置いてあげたかった。
  3. 持ち歩くことができて、いつも一緒にいる感じがいい。
  4. 継承者がいない者でも供養ができる。
  5. 墓が遠くにあるから、身近で供養したかった。

などいろいろ動機はありますが、近親者を近くに感じるという意見が強いことは事実です。昔墓石に故人の遺骨を供え土に帰す風習から、つい最近になりましてから革新的発想が生まれました。

「永代供養」は仏教的慣習の中から現代の生活に受け入れられたご遺族、ご先祖さまへの新しい供養のあり方を示した作法であり、ある意味では「永代供養」の延長上の考え方だという見方もできます。

やがて、私たちも黄泉の国に旅立ちます。その時に「手元供養」される立場の人間として、お釈迦様の教えを護り、山川草木を愛し、世界の人々を愛し美しい世界を創るために、日々の暮らしを実践していきたいものです。

NHKのためしてガッテンより

ご覧になっている人も多いと思いますが、去年の番組の中で「目の若返り大作戦」という特集を組みました。
特に最近は仕事でも、家庭でも目を酷使するケースが多く、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?大切なことは下記の点にありますので、ぜひ実行してみてください。

目が疲れたら閉じて休ませるは間違いでした

目の疲れをとるのには、遠方を見るのが一番、目を閉じても目は休んでいないのです。疲れがたまりますと、重度のドライアイ、視力低下を引き起こすことがあります。

近視は老眼にならない、老眼鏡をかけると老眼が進むはうそです!

老眼を認めない人、古い老眼鏡をいつ迄も使っている人、どちらも目には大きな負担。目は近くを見ようとしている時が、最もはたらています。

「あたた目」癒し術

集中して長時間物を見たりしますと、眼球を動かす筋肉が緊張し血行が悪くなります。そんな時に一日一回5分あたたかいおしぼりを目に当てましょう。

遠方を見るだけで疲れを癒す

読書やパソコンの使い過ぎで目が疲れましたら10分に2~3秒間遠方を見ること、または2~3m先でも結構です。ぜひお試しください。

目玉

春季合同法要のご案内

世界遺産として賑やかになりました高野山にも春がやってまいりました。
今年の春季合同法要の日時は別記のように決まりました。
どうぞ皆さまお揃いで、お越しください。

日時3月23日(日)12時30分より

晴雨に関係なくご法要させて戴きます。

場所:持明院本堂内
持明院玄関にて受付け、ご記帳をお願いいたします。

仏舎利宝塔のご参拝:
10時~11時30分
13時30分~15時

係員が上記時間にお待ちしております。

お願い事項

  • ご昼食ご希望の方は(はすの会)にお早めにご予約をお申し込みください。
    ご昼食代お一人様2,100円(お飲みものもご一緒にお申し付けください)
    電話(06)6348-0338 ファックス (06)6348-0170
  • 南海電車の特急券は1ヶ月前から最寄りの大手旅行代理店でご購入できます。
  • 自家用車でお越しの方は持明院駐車場に奥の方より順序よく駐車してください。



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