持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

  • 観光のご案内
  • 交通のご案内
  • はすの会会員の方
お知らせ・ニュース
トップページ / お知らせ・ニュース一覧

お大師さまについて・弘法大師空海の足跡を辿る1(2006春-No.29)

同行二人・お大師さまと歩む清らかな人生

印刷に便利なJPG版はこちら(ページ1ページ2ページ3ページ4

お大師さまについて

弘法大師空海の足跡をたどる(1)

わたくしたちは「お大師さま」と親しみをこめてお呼びしていますが、弘法大師空海は仏法世界の巨人として日本をはじめ、東洋の多くの人々からも慕われ、現在もわたくしたちの文化、日常の生活に大きな影響を与えてくれています。

奈良時代、空海・最澄は現在の中国に遣唐使の一人として派遣され、密教を学び、その後当時の日本仏教に多大な功績を残しましたが、そのことにつき後述いたします。

日本の仏教が最も絢燗に開花しましたのはその後の鎌倉時代ですが、その影響は今日まで引き継がれてます。

今回「お大師さま」についてみなさんと共に勉強したいと思いましたのは、なにかのえにし(はすの会)でお知りあいになり、「お大師さま」の教えを共有化したいという気持ちからです。

編集スタッフもそのために多くの知識を持ち合わせているわけではありませんが、共に勉強して少しでもお役にたてれば幸いということが本音です。

四国八十八ヵ所遍路旅行は今も盛んです!

昨年の夏、私ごとで恐縮ですが、団体旅行で四国の最南端、足摺岬に行ってまいりました。

みなさんの中にはすでにお出でになられた方も沢山おられると思いますが、わたくしたちのグループは絵画が趣味の人が多く、青空の下で、風景を描きたいと思っていました。

その日は夏季早々の台風の予報が数日前より知らされ、辞退することもできたのですが、グループの人たちは既に用意ばんたんで、今さら止めたくないという人が多かったこともあり、ついに決行することになりました。

バスは予定どうり出発し、途中四万十川を経由してから台風情報は的中し、足摺岬の灯台の近くにある宿泊施設に到箪した際は、バスも強風でゆらゆら揺れる状態になり、その時点になってようやく後悔の念がふつふつと湧いてきました。

宿泊施設に全員収まり、足摺岬どころではなくなりテレビでの台風情報に釘付けになり、ますます不安感はつのる一方でした。

ところがそれから30分程経ってから、じょじょに風が治まってきたのは、今考えますといったいなんでだったのだろうと思います。

さらに数10分経ちましたらほとんど風が治まってきたのです。

窓を開けますと太陽に反射された白みを帯びた雲のすき間になんと青い空が見えているではありませんか。

わたしたちは早速フロントの人に頼んで「近くまで散歩したい」とお願いし「すぐ帰ってきて下さい」と言われた注意を背に、宿泊施設から傘を借りて飛び出たのでした。

次回には三十八番札所「金剛福寺」、空海が歩んだとされている足摺岬の亜熱帯樹林、足摺岬の名称の由来などご紹介したいと思います。

高野山とわたし(三)

高野山での心温まる国際親善

倉本重信さま

旅慣れた紀州、高野の旅路だが、その都度新鮮ななだらかな山波に心なしか、興奮を憶えました。

特急こうや一号からケーブルカーに乗り継いで、今でも木造建築の高野山駅から、一路バスで山内に向かいます。

暑い夏も過ぎ、ケーブルカーの車窓から、紅葉銀杏、やまぼうし、楓など、特に紅葉が初秋を象徴するように、アクセントをつけ、美しい景色でした。

心にしみるわたしの高野山、大自然、かけがえのない貴重な歴史、文化財、そのすべてが感動のはじまりです。

バスの山内説明を日本語、英語で聞きながら、ゆっくり結界(修行のために入山禁止になっている所)女人堂から、一心口、波切不動前のコースを抜け、千手院橋で下車、このコースはいつもながらわたしのお気に入りで、特に大きな樹木の中を潜り抜ける感覚は気持ちがいいもんです。

今日は徒歩で、千手院橋から金剛峯寺、壇上伽藍の根本大塔、金堂前から大門に向いました。

それぞれの仏堂に合掌している時の清清しさはわたしにとって、なにものにも換えがたい幸せな時であり、高野山へ来山する究極の目的であるようにも思えました。

大門は高野山の総門、正門にもあたり、壮大な風格と、両脇には江戸時代の仏師康意(阿形像)運長(吽形像)の大作が修行を妨げる邪悪な者たちの入山を阻んでいるように見えました。

聖地と俗界との境とも見えました。わたしは、思わず、仁王様と同じポーズをとったり、寺院の青く晴れた空を仰ぎ見たり、身も心も軽く、千手院橋までの参道を辿って戻りました。

この青い空もやがて厳しい冬の季節を迎え、高野山の大自然がわたしたちの心を洗い浄める季節を迎え、その先には新芽吹き、新たな春を迎えいれる季節が巡ることを思いますと、今のひと時がとても貴重に思えてなりません。

一昨年の夏のことでした。奥の院水掛不動前で台湾から来られた「楊明福」さんファミリーの皆さんと偶然に出会いました。

一家揃ってのカメラシャッターを押してあげましたのがご縁で、一緒に御宝号を唱えながら、御廟橋を渡り、「これからお大師様と同行二人ですよ」とわたしなりに説明を加えながら、奥の院御廟に入りました。

御廟内灯籠堂では万灯の灯(貧女の明り)が千年以上絶やすことなく、燃え続けています。

春まだ浅い3月21日、お大師さまは即身成仏され、今だおわしますので、毎日修行僧が身を浄め、お膳をお供えするなど、さらに説明した後わたくし達も御灯明、高野霊香に心を込め、合掌しました。

杉木立からの木漏れ日を受け、奥の院前迄の参道、揚柳山、天竺、護摩三山に囲まれて、丁度、蓮の中心にお大師さまの御廟が位地するという、私としては熱のこもった説明をしました。

日本語の達者なお父様の話では長く日本に住んでいましたご両親は、いま、聖地高野で、お大師さまのお膝元で、永眠しているそうです。

千手院橋で昼食をとり、再び伽藍を案内しました。

中でも大塔、御影堂の美しいお姿には皆さん感動され、帰りの特急こうやでも偶然同じ車輌に乗り合わせ、互いのカメラに撮り合いました。

往所を交換し、その後文通も始まりました。

長女の楊恵瑜(ようけいゆさんの漢字を入力できません。おわび申し上げます)は今年、東大大学院博士課程を専攻し、現在留学中です。

四年ぶりに一家揃って高野山参拝の予定です。

奥の院での再会を楽しみにしています。

(了)

肝臓のダメージはあらゆる生活習慣病への不安をもたらします!

肝臓病はやがて死因のトップに

お酒の好きな人にとって、健康診断は気になるものですが、特に「多量のアルコールは肝臓に悪い」というのは一般的な常識です。

肝臓病の原因を調べますとアルコール性、ウイルス性、薬剤性などですが、そのなかで意外にアルコールによる原因は5%にも満たないといわれております。

全体の80%はウイルス性です。

だからと言ってアルコールをガブガブ飲んでいいとは言えないのです。

ウイルス保持者がアルコールを摂取した場合、ウイルス性肝炎から発病する肝硬変、肝蔵癌への進行を速めてしまうのです。

さて、肝臓は人体最大の臓器です。代表的」な働きは「代謝」と「解毒」です。これらの機能が衰えますと、衰弱、毒素が全身に廻り身体に必要な栄養素が貯えられなくなります。

白覚症状がほとんど判らない

かなり進行するまで、自覚症状があまりないのが特徴で肝臓がんの場合でも手の施しようもない状態になってはじめて異常が発見されるというケースが少なくありません。

ウイルス性慢性肝炎には、A、B、Cなどの形があり、特にC型肝炎が輸血や血液製剤で感染するケースが多かったのですが、今後はワクチンなどの開発で、日常生活では感染することの心配が無くなりました。

アルコール飲み過ぎが人体に与える影響

  • 力ロリーが高く糖尿病になる危険性あり
  • 血流を増大し、心臓や血管に負担をかける
  • アルコール依存症の揚合は手が震える、イライラ
  • その他肥満、皮下脂肪化など

アルコールと上手な付き合い方

アルコールが人の身体に与える影響は、これまで飲んだアルコールの総量が増加する程でてきます。

影響がでない量の目安は別図のように例えば日本酒なら二合、女性の場合は男性に較べてアルコールに弱いので、一合程度に抑える方が安心です。

当然個人差がありますから、一概には言えませんが、もともと弱い肝臓に無理をさせれば、早く肝障害がでます。

肝臓を健康に保つには食生活が特に大切で残留農薬の心配のある野菜や果物、時間のたった揚げ物は避けてください。

長い時間食事をしないと、肝臓に貯蔵された栄養素を使うため、肝臓に負担をかけます。

肝臓に役立つ食品

  • 牡蠣(タウリンの胆汁酸の排泄作用)が医薬品としても使われています。
  • ウコン(クルクミンの高酸化作用、抗炎症作用、胆汁分泌作用があり)安価で販売されてます。
  • ビタミンB含有成分(豚肉、マグロ、鰹牛や鶏のレバーなど)
  • 亜鉛(酒害のアセトアルデヒトを分解)
  • ウナギ、貝類、などが有効です。

アルコールは人的交流の促進剤でもあり酔うということは、一時的にしろストレスを解消させます。

上手に飲むことが肝心ですが、人間飲まなければ心の解決ができないこともありますから。

ほどほどに。

事務局よりのご連絡

●はすの会事務局の営業時間のご案内

高野山事務所 0736(56)3930
営業時間は(11時15分〜15時)定休日は毎週月曜日と水曜日です。

大阪事務所 (06)6348−0338・ファックス(06)6348−0170
営業時間は(9時〜18時)定休日は毎週土曜日と日曜日、祝日です。

●神戸新聞文化センター六甲道KCC文化教室(JR六甲道駅前南徒歩1分)

高野山大学で密教を勉学した近畿大学名誉教授(大森弘先生)が下記のスケジュールでご希望の方はご講義を受けられます。当講座は「空海を今に生きる知恵」と題し、密教を心理学の知見から現代人に問い、活かすというテーマを解り易く、面白くお話したいと大森先生は抱負を語っておられます。

お問い合わせその他

4月10日から第2月曜日13時〜15時30分、6ヶ月間12,600円です。(別途プリント代必要)

お問い合わせは神戸新聞文化センター(078)854−6839、当社事務局でも資料用意しています。

●はすの会では現在新しい事業を計画しておりますのでご期待ください。

春いっぱい、今年もご先祖様にお元気なお姿をお見せください

春季合同法要のご案内

高野山の春は遅く、弥生のなかば過ぎましても、時には冬に戻ることもありますので、お風邪などひきませぬよう十分に気をつけてご法要にお越しください。

お願い:当日は混雑しますので、12時15分迄にお越しください。

仏舎利宝塔には上記の時間に係員がお待ち申し上げております。

ご昼食ご希望の方は(はすの会)にお早めにご予約をお申し込みください。

電話(06)6348−0338・ファックス(06)6348−0170
ご昼食代はお一人様2,000円(税別)お飲物もご緒にお願いします。

南海電車は1ヶ月前から予約販売しております。

日時:3月19(日)12時30分より

晴雨に関係なくご法要させて頂きます。

場所:持明院本堂内

持明院玄関口で受付け承ります。ご記帳をお願い申し上げます。

仏舎利宝塔のご参拝:10時〜11時30分 13時〜15時

係員が上記時間にお待ち申し上げております。

(バスが便利です。持明院は蓮華谷が最寄りのバス停になります)



ページトップ